1月19日に2年ぶりの総務常任委員会の視察がありました。日帰りの県内視察で遠野市と陸前高田市にお世話になりました。なお、テーマは「移住定住」「空家バンク」「デジタル格差対策」「ガバメント・クラウドファンディング」についてです。
遠野市では平成18年から移住定住施策を推進しており、令和3年から新しく策定した定住促進行動計画を実施していますが、その特徴は高校生も巻き込んだ若者による企画アイデアと情報発信で、まさに市民による市民のための移住定住の推進であると感じました。
お昼は令和3年4月リニューアルした道の駅「風の丘」で名物のジンギスカン定食を頂き遠野を満喫しました。
次の陸前高田市では震災復興の取り組みから移住定住施策が展開しており、委託をうけた民間団体の構成人員も多種多様でありながら街の復興という共通目的で強い連携が図られているのが特徴でした。民間主導であっても行政もしっかり伴走しており、相乗効果で良い化学反応を起こしながら事業を推進していました。
新庁舎の議場の見学の後、東日本大震災津波伝承館に立ち寄りましたが、またいつか来たいと思いました。
それぞれに街や人の魅力が溢れ、光耀いて見えました。帰りのバスから虹色の雲(彩雲)が見えて感謝と感動で一杯でした。
やはり、ナンバーワンではなくオンリーワンが重要で、盛岡市では「盛岡という星で」ベースステーションが令和3年に新設され、地域おこし協力隊も加わり若者の交流の場となっています。ここから盛岡らしい移住定住の形ができるのではと期待しております。
2022年01月31日