活動報告

令和6年度の予算からみえるもの

2月22日(木)には市長と教育長の挨拶とともに3月定例会がスタートしました。予算審議等もあったので、3月27日(水)まで35日間もの長い会期となりました。
令和6年度の予算規模は令和4年度や令和5年度に次いで3番目の1,213億円です。

市税などの自主財源は減少、地方交付税などの依存財源は増加の見通しです。一方、子どもや高齢者、障がい者に関する事業等の扶助費が増加しており、残念ながら収支の差は不足が見込まれます。そこで、今回は財政調整基金を取り崩して対応することになりますが、いずれこのままでは限界がくることでしょう。

市長は挨拶で、「人口減少社会という荒波を前に、私たちは生きることの素晴らしさや明るい未来を思い描くことに慎重になり過ぎてはいないでしょうか。」「今は勇を鼓して挑む時です。」「地元経済への中期的な投資など、未来への布石を着実に打ち、、、市民の皆様と共に希望の持てる盛岡を創ってまいります。」と所信表明しています。
これは経済を好循環させて財源を確保するという強い意志を示していると言えます。

新たな取り組みとして、盛岡南地区物流拠点整備の各種設計、企業誘致ニーズ調査と新工業用地の確保適地調査、盛岡駅西口地区での地域企業支援拠点施設等の可能性調査、ヘルステック関連ファンド出資などが提示されました。
「より優しく誰ひとり取り残さないまち」に向けて「より力強い産業づくり」を実現する予算編成であり、令和6年度に結果を出さなければ盛岡の未来はないという危機感をもって共に頑張りたいと思います。

3月31日(日)グルージャ盛岡がホーム戦で勝利しました。岩手ビッグブルズもホーム戦で連勝しました。令和5年度から令和6年度に向けて結果を出してくれた選手達に勇気をもらいました。本当にありがとう!!

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2024年03月31日