先日、国土強靭化ワークショップに参加しました。「いざという時、つながり合うため」などについて、グループで意見交換しました。
注目はその手法。進行役のファシリテーターが「グラフィックレコーディング」ということで、話の内容をどんどん絵に描くのですが、楽しくて分かりやすい。自身のグループの振り返りと総括がしやすいのに加え、他のグループの内容も共有しやすいものでした。
さらに、その後のグループ発表は、「紙芝居」でプレゼンテーション。今までの意見交換の内容から具体的な物語を考え「あるところに~~めでたしめでたし。」とやる訳です。
ちなみに、私のグループの物語は、主人公は町内会長の桃太郎。脇役に物流会社社長の犬次郎。世話好きな近所のおばちゃんの猿子。IT関連の転勤族で趣味の多いキジの助。頑固だけど孫には弱い鬼五郎じいさんと孫の鬼太。これらを「きびだんご」で結び付けていく。それが、飲み会だったり、運動会や祭りだったり、スポーツイベントだったり、餅つきや餅まきだったりする。なんとなく緩いつながりでも顔を知っているだけでいざという時、その人でなければできない役割をそれぞれが果たしていくという内容でした。
2日間いくつかのテーマをとりあげ、講演あり、意見交換あり、問題解決提案あり、様々な手法を使い有意義なワークショップでした。
このようなことが地域の小さな単位でやれればいいなと感じました。
2017年11月01日