活動報告

高校生議会2025

11月6日(木)に高校生議会が開催されました。今回で6回目となりますが、4つの高校から32名が参加し、最多となる5つの委員会に分かれて審議しました。テーマは「住み続けたくなるまち 盛岡市を目指して」です。

参加校は盛岡市立高校、盛岡第二高校、盛岡第三高校、そして初参加の盛岡白百合学園高校で、私が所属する教育福祉常任委員会は盛岡白百合学園高校の「児童保護委員会」を担当しました。

事前にどのような内容なのか資料を送って頂き、それを全委員に配り予習をしてもらい、さらには委員会代表が生徒たちと顔合わせをしていたこともあり、当日の高校生と議員との意見交換会は和やかな雰囲気の中でとても議論が深まりました。

例えば、児童虐待の発見につながる効果的な方法は何か、学校や行政の相談窓口はあるがもっと気軽に相談できないか、親が虐待について知る機会が必要ではないかなどの意見が出てきました。

これらを踏まえて提案された内容は大きく分けて5つになります。
①気軽に相談できる場所として、駅やまちなかのカフェへの相談窓口の設置。②盛岡市独自のSNSを利用したつぶやきの場の開設。③電話相談員のプロフィールの開示と指名制や電話相談の夜間対応。④学校へのアドボケイト(児童生徒の代弁者・擁護者)の配置。⑤無自覚な虐待を防ぐために行う学校での対策として、過干渉や夫婦喧嘩が虐待にあたることの親子への啓発、例えば学校面談の際などでのチラシ配布や過干渉判定アンケ―トの配布。学校外での対策として、「親への不満展」などのイベントを開催しての親子への啓発。

この内容を高校生議会の委員会報告として壇上にて立派に発表しました。きっと多くの市議会議員の心にも響いただろうし、これらを盛岡市の児童保護施策として取り上げていくことになるかと思います。

盛岡白百合学園高校の生徒さんが「親も子も笑顔のまち盛岡にしたい」と言っていたのが印象に残っています。彼女たちは全員が寮生で県外から来ている1年生です。これから盛岡でたくさんの素晴らしい人たちに出会って人生で最高の青春時代を送ることでしょう。盛岡と関係を持ちつつ世界を舞台に大活躍することを祈念しております。God Bless You!!

IMG_7216s

IMG_7215s

IMG_7219s

2025年11月16日