7月27日午後1時から盛岡市議場で高校生議会が初開催されました。盛岡市立高校の1~3年生の有志が約40名集まり、「住み続けたくなるまち盛岡市を目指して」を共通テーマに議論しました。ここでは4つの委員会に分かれて様々な観点で意見書としてまとめられ、議場で報告されました。
「スポーツの振興」「子育て支援」「盛岡市の観光振興」「交通対策に関わる道路整備」についての4つの意見書はどれもよく練られた内容であり、ここに至るまで相当な苦労があっただろうと思いました。しかし、振り返ると楽しかったと感想を述べる生徒もいて、どの生徒も苦労の数だけ忘れられない貴重な体験となったようで、目をキラキラさせていたのが印象的でした。
委員会に分かれての意見交換の際、ある先輩議員は、「色々な意見や提案を言うのは良い。だが、言ってそれで終わりの人もいる。じゃあ、私はどうするのか。私ができることは何か。私はこうしますを考えることがさらに大事。そして、実現のための私の第一歩を踏み出す君たちに期待しています。」とのこと。高校生たちは大きく頷いていました。
また、なかには「私はこうすべきと思っていますが、議員の皆さんはどうすべきと考えますか。」と質問を投げかける高校生も何人かいて、今回をきっかけに多くのことを学び、市政に深い関心を持った様子がうかがえました。
この高校生議会という小さな一歩が非常に多くの可能性を秘めたものであるとするならば、この可能性を生かすも殺すも30万市民を代表する盛岡市議会議員にかかっていると身が引き締まる思いがしました。
盛岡市立高校の有志生徒達、先生方、ご父兄など関係者の皆さんに感謝の思いで一杯です。有難うございました。
2017年07月27日