6月26日にプラザおでってで「盛岡市動物公園再生事業検討会議」がありました。
有識者8名のお話を聞きながら特にも印象的だったのは、向井猛氏の「動物福祉」に関連するハズバンダリートレーニング・環境エンリッチメント・生態展示・ランドスケープイマージョン・種の保存・生態系保全etcのお話でした。自身が獣医師として札幌市の円山動物園や動物管理センターに勤めてきた体験等に基づいた数多くの提言もありました。
感動のあまりプレゼン後には会場から思わず大きな拍手が沸き起こりました。
一方、同じ有識者として(株)オガール代表取締役の岡崎正信氏はビジネスのお話がメインであり、私も含め多くの人は、人口減少社会での持続性ある経営手法をいかにして確立するか、民間活力をどう引き込むか、相乗効果で複数の課題解決に結びつかないか、という事が意識の中心でした。
人間と動物のあるべき姿を探求することが、動物園の使命であり、そのような姿勢が人間福祉の向上につながると感じました。そして、広い意味で共存共栄の道を信じたいと思いました。
2018年06月26日