活動報告

6月定例会(世界を視野に)

6月7日から24日まで定例会がありました。補正予算として出てきたのは、クライミングワールドカップ事業(10/20-22)、新型コロナウイルスワクチン4回目接種、中小企業光熱費支援、子育て世帯生活支援、農業肥料等支援などでした。
ウクライナ情勢の緊迫化と長引くコロナ禍により原油価格や物価の高騰が進み、市民生活を直撃していることから今回の補正予算が組まれましたが、それとは別に注目はクライミングワールドカップです。
ボルダリングとリードの2種混合の競技が県営運動公園で開催されます。国内外の約150名の選手のほかスタッフ関係者やファンなど3日間で3000人が集まると予想されており、全国でも有数のスポーツクライミング施設として盛岡を世界に発信するチャンスとなります。今までもジャパンカップは実施されましたが、初のワールドカップなので、盛岡の良さを世界の皆さんに体感してもらうよう大いに盛り上げていきたいです。
先日、堀間重仁様のコレクションである南部鉄瓶の写真集「南部鉄瓶図録『鐵瓶蒐集控』」が第63回全国カタログ展図録部門で「金賞」「日本商工会議所会頭賞」を受賞されたお祝いがあり、その製作秘話に感動しました。地方の小規模企業スタッフが中央の一流大企業スタッフを相手に真っ向勝負で見事に最高峰を制覇したという歴史的快挙ですが、それこそ世界超一流の南部ものづくりの技術と歴史と文化を受け継いだ職人たちの奇跡的出会いによる芸術品そのもので、どの要素が欠けても完成できなかった極めて稀有な盛岡の宝物と言えます。
これらのことからも、盛岡の凄さは健在と感じます。世界に向けてもっと盛岡の真価(進化)を発信していきたいです。

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2022年06月30日