活動報告

都南老人福祉センターについて

都南つどいの森にある3施設が令和6年度には解体の予定ですが、それに対して老人の楽しみを奪わないでとの声を頂きました。存続を願う気持ちは誰もが同じと思います。しかし、施設が老朽化しており、将来の負担も考えて、建て替えではない手法として、複合化が決まりました。
つまり、都南老人福祉センターの移転合築です。老人の楽しみを決して奪うような内容ではないと考えますが、まずは現段階での計画や予定をご紹介いたします。
ちなみに、3施設のうちの2施設の食堂と宿泊所は利用が低迷しており、将来性も厳しいことから廃止となります。なお、都南つどいの森のキャンプ場施設や森林公園施設はそのままとなります。
では、本題にはいりますが、移転場所は飯岡小学校のそばの飯岡農業構造改善センターの北側駐車場に増築となります。建物規模は現集会室127.5㎡に対し機能訓練室136.23㎡と大集会場は広く、市内最大級です。小集会室もいくつかあり、既存建物の集会室も専用で使えます。また、趣味として陶芸を楽しめるよう最新設備の陶芸作業室が設けられる予定です。各部屋には冷暖房設備が設置されます。機能としては決して衰退するものではないと言えます。
今回の工事に合わせ、飯岡農業構造改善センター2Fの会議室にもエアコンが設置され、照明をLEDに変更し、壁紙も綺麗になります。
スケジュールですが、令和4年9月22日まで実施設計の素案に対する意見や要望の受け付け。これを踏まえて令和5年1月頃には実施設計が確定。令和5年4月から工事準備。令和5年8月に工事開始。令和5年12月頃には工事完了。令和6年3月に移転。令和6年4月から供用開始の予定となっています。なお、担当は市役所の長寿社会課となります。
移転に伴って失うものもあります。しかし、メリットもあると思います。利用される高齢者の皆さんのことを思って皆で協力して良いものをつくろうとしています。ご期待くださいませ。

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2022年09月06日