10月と11月は個人や団体で様々な視察がありました。
移動はバスや新幹線や飛行機等、なんであろうと貴重な予習時間。質問を再チェックします。しかし、視察先で説明中に答えが全部出てしまう場合もあり、慌てて質問を探すこともあります。
視察が終わってからの移動は、やはり貴重な復習時間。視察報告書をまとめる下準備をします。しかし、疲れてウトウトとしてしまう場合もあり、ホテルや自宅に来てからの残業になります。
なお、その土地の観光資源を見る機会はほとんどないので、ホテルに着くと食事会までの約1時間で歩くか自転車をレンタルして街並みを拝見。どのような街か市民生活目線で体感するようにしています。時間がない場合は早朝ウォーキングで街並みを拝見。すると、その街に親近感がわくと同時に、良いところが見えてきます。
盛岡市はもっと頑張れるはずだとライバル心を燃やし、何かヒントとなるものを探していると、色々と気付きもあります。それを議会の中で活かすよう心掛けています。議員にとって、議会の時以外は日々視察だと感じます。
2018年11月29日
9月中に約1か月間の定例会がありました。防災月間ということと、西日本の豪雨、関西の台風被害、北海道の地震など、自然災害が続いたことから、防災に関する一般質問が多かったです。私も「防災と救命」について質問しました。
9月末には谷藤市長後援会のビアパーティがあり、その時のスピーチで印象的だったのは、「最も重要な政策は、市民の生命と財産を守ることである。」と話し、今年作成された盛岡市防災マップの周知と活用を訴えたことです。
もし各地域で防災訓練をする時には、地域の消防職員や消防団員に声をかければ、喜んで協力してくれます。私も消防団として防災に関わっているので、メンバーの「いのち」に対する想いの強さをいつも感じています。
事例として、学校を中心に地域や行政も一緒になって、避難所体験、防災キャンプ等に取組む中で、子ども達を中心に地域がまとまり活性化したといったものが多くあります。各地域で芋煮会もあろうかと思いますが、ちょっと手を加えて炊き出し訓練にするだけで、「いただきます」がもっと味わい深いものになるのではないでしょうか。
秋季の自然は我々に大切なことを問いかけ、多くを教えてくれているように思います。
2018年09月30日
先月の29日の午後6時から盛岡地域営農センターにて後援会の研修会及び市政報告会を開催しました。
「都南地域を中心とした道路整備について」と題して盛岡市建設部長の南幅純一様からお話をして頂きました。というのも、地域住民から詳しく知りたいと要望が大きかったのが道路だったので、様々な分野がある中でテーマを道路に絞って研修会を行いました。
とても中身の濃い研修内容で、国や県の計画を踏まえながら、盛岡市の交通計画や交通戦略などを、具体的に分かりやすく説明して頂きました。前半と後半の二部構成で、途中で質問コーナーを設けるなど、さすが南幅部長だなと感心の連続でした。
その後、いったん研修会を閉じてから、市政報告会を始めました。盛岡市の様々な計画の中から、特にも地域に関係ある内容だけ説明し、最後に盛岡市の地方都市として可能性の大きさを力説しました。例えば産業振興の要素である人材・技術・連携について期待できること、さらには戊辰戦争から150年、原敬の「一山百文」の精神で、東北の時代到来の決意を申し上げました。
最後に、休日でお休みのところ、185名ものご参席を頂き、心より感謝申し上げます。
2018年08月26日
6月26日にプラザおでってで「盛岡市動物公園再生事業検討会議」がありました。
有識者8名のお話を聞きながら特にも印象的だったのは、向井猛氏の「動物福祉」に関連するハズバンダリートレーニング・環境エンリッチメント・生態展示・ランドスケープイマージョン・種の保存・生態系保全etcのお話でした。自身が獣医師として札幌市の円山動物園や動物管理センターに勤めてきた体験等に基づいた数多くの提言もありました。
感動のあまりプレゼン後には会場から思わず大きな拍手が沸き起こりました。
一方、同じ有識者として(株)オガール代表取締役の岡崎正信氏はビジネスのお話がメインであり、私も含め多くの人は、人口減少社会での持続性ある経営手法をいかにして確立するか、民間活力をどう引き込むか、相乗効果で複数の課題解決に結びつかないか、という事が意識の中心でした。
人間と動物のあるべき姿を探求することが、動物園の使命であり、そのような姿勢が人間福祉の向上につながると感じました。そして、広い意味で共存共栄の道を信じたいと思いました。
2018年06月26日
5月26日(土)に盛岡地域営農センターで「MiraI(みらい飯岡)ミーティング」を開催したところ60名弱の参加がありました。お忙しいところ集まっていただき有難うございました。
この集まりは浅沼かつと後援会の青年部と女性部が主催の勉強会です。今回は盛岡市市民協働推進課の出前講座をお願いし「市民協働によるまちづくり」について講演をしていただき、その後に懇親会で市政報告をしました。
この「協働」が地域づくりに大きな成果を出しているといった事例紹介はとても参考になりました。特にも印象的だったのはH29年度保護猫預かりボランティア支援事業で、地域活動団体が市保健所に保護された猫の殺処分ゼロを市民協働により実現化したとのこと。今まで不可能と思えたことが、人々や各団体などの横のつながりの中で、やれることを持ち寄って可能にしてしまう素晴らしさを知りました。
地域の中にはそれぞれ多くの課題がありますが、「協働」できる仕組みづくりがポイントに思います。そのためには人と人が出会う事、語り合う事、共感する事であり、そのようなきっかけとなればと思い開催しました。
回を重ねる中で頂いたご意見ご要望を重視し、皆さんと「協働」して新しい盛岡市をつくっていきたいと思います。
2018年05月28日
いよいよ新年度が始まりました。周りの景色はすっかり春模様です。
先月は約一カ月間の議会で予算審議があり、かなり充実の年度末でした。当局の説明等に納得ができず、後日、詳細資料を配布され再審議する場面もありましたが、お互いが一つ一つに真剣に向き合おうとする姿勢を垣間見る機会となりました。
今回は過去3番目の予算規模となりましたが、目玉は、「「食と農」「ものづくり」応援プロジェクト」である産業振興。他にも、「みんなが支える子ども・子育て安心プロジェクト」と「2020あつまる・つながるまちプロジェクト」が挙げられます。これらに重点的に予算配分されます。
来年は統一地方選挙があるので、盛岡市政の真価が問われる一年になると思われます。
私自身も残りの任期が約1年数カ月となりますが、もう一度原点に立ち返り、志を果たすよう、最大限に力を注いでいきたいと思います。私の気分は早くも夏のようです。
2018年04月01日
岩手県公会堂にて3月11日の午後2時46分に黙祷が捧げられました。盛岡市内に1分間のサイレンが鳴り響くと胸が締め付けられるような悲しみに襲われました。7年が経った今でもあの時の事が鮮明によみがえってきます。あの時から全てが変わったといっても過言ではありません。
盛岡城跡公園では復興の願いを込めた美しい灯篭が一面を覆い、大宮中学校吹奏楽部をはじめ多くの団体がステージで心のこもった演奏をしていました。復興屋台では温かい食べ物と飲み物があり、とても美味しかったです。癒されまくりました。
帰り際、たくさんの若い学生たちがボランティアでお手伝いをしている姿を見ながら、彼らの未来に幸あれと祈らずにはいられませんでした。いろいろな思いを受け止め、しっかりと前に進まなければと感じた一日でした。
2018年03月11日
明けましておめでとうございます。
今年は戌年です。プラスワンとかオンリーワンとかナンバーワンなどを目標に地域を駆け回りたいと思っています。
実際、この1月はひたすら駆け回り続け、お休みはほとんどなしでした。体調を崩さず、よくここまで来れたなと思いますが、やはり食事と睡眠がポイントです。夜には黒ニンニクを食べて、6~7時間の睡眠をとるようにしています。
さらに今年は極寒(-6度)での裸参りも無病息災の効果があったのかもしれません。
さて先日、7人の新議員同士で行政視察に行って来ました。2日間の日程で川口市(埼玉)と四日市市(三重)にお世話になりました。議会改革の一つである「議員提案による条例」について、直接、市議会議員から説明を受け、意見交換まで行いました。
具体的には、文化芸術振興やスポーツ振興に関する条例について、本当に市民の為に必要な条例なのかを議員間討議を繰り返し、市民の声を丁寧に拾い集め、数年かけて作り上げたこと。さらにそこから継続的に条例の見直しをかけること。それらの過程で、確実に議員としての資質が向上していくと感じましたし、我々も取り組むべきと感じました。
今までの取り組みも当然大切ですが、それにプラスワンで挑戦していきたいと思います。皆様、今年もよろしくお願いいたします。
2018年01月30日
2017年も残すところ1か月を切り、2018年に向けての準備が始まりました。この一年を振替えれば「忙」の一文字でした。来年は「充」にしたいものです。
さて、12月定例会が12月5日から22日まで開催されますが、12日(火)午後3時頃から私の一般質問があります。内容は「盛岡市教育振興運動」「もりおかの食と農バリューアップ推進事業」「道明地区の新産業等用地」「防災対策の備蓄食料品や防災ラジオやAED」についての質問です。
与えられているのは30分という限られた時間なので、初めの質問の量が多いと再質問の時間が少ししか残りません。今回はそうなるだろうと思いますが、しっかりと再質問に向けて準備をしたいと思っています。
とは言え、この再質問が難しい。どんな回答が返って来るのかわからない中でそれを予測。一つに対して複数の再質問を考えます。またそれに対しての回答を予測し、それぞれに複数の再々質問を考えます。いろいろなパターンを頭の中で繰り返し、どれがいいかを決めます。
想像しただけでも疲れてきますね。結局は自分との闘いだと思います。今年の最後を締めくくれるかどうか。
この時期は皆さんも「多忙」とは思いますが、時間の許す方は傍聴にいらしてください。「充実」した時間が提供できるように頑張ります。
2017年12月07日
先日、国土強靭化ワークショップに参加しました。「いざという時、つながり合うため」などについて、グループで意見交換しました。
注目はその手法。進行役のファシリテーターが「グラフィックレコーディング」ということで、話の内容をどんどん絵に描くのですが、楽しくて分かりやすい。自身のグループの振り返りと総括がしやすいのに加え、他のグループの内容も共有しやすいものでした。
さらに、その後のグループ発表は、「紙芝居」でプレゼンテーション。今までの意見交換の内容から具体的な物語を考え「あるところに~~めでたしめでたし。」とやる訳です。
ちなみに、私のグループの物語は、主人公は町内会長の桃太郎。脇役に物流会社社長の犬次郎。世話好きな近所のおばちゃんの猿子。IT関連の転勤族で趣味の多いキジの助。頑固だけど孫には弱い鬼五郎じいさんと孫の鬼太。これらを「きびだんご」で結び付けていく。それが、飲み会だったり、運動会や祭りだったり、スポーツイベントだったり、餅つきや餅まきだったりする。なんとなく緩いつながりでも顔を知っているだけでいざという時、その人でなければできない役割をそれぞれが果たしていくという内容でした。
2日間いくつかのテーマをとりあげ、講演あり、意見交換あり、問題解決提案あり、様々な手法を使い有意義なワークショップでした。
このようなことが地域の小さな単位でやれればいいなと感じました。
2017年11月01日
活動報告は準備中です。