活動報告

6月定例会

全国でワクチン接種が行われていますが、盛岡市でも高齢者の方から順番にワクチン接種が始まりました。65歳以上の方が2回目終わるのが、8月中旬の予定でしたが、ワクチンの供給状況が変わり1か月ほど早まりそうです。
新型コロナ感染症対策で多くの市民にご苦労をおかけしております。もうひと踏ん張りご協力をお願いいたします。
5月中旬には市内の小学校や中学校で運動会がありました。学校も家庭も共に協力しあって何とか実施できて本当に良かったです。楽観視できない状況ですが、様々な行事が実施できる事を祈るのみです。
さて、6月定例会が6月7日(月)より開催されますが、17日(木)午前10時に一般質問をします。①教育行政(STEAM教育・キャリア教育・学力向上)②地方創生(ガバメントクラウドファンディング)③公共施設利活用(都南つどいの森・都南サイクリングターミナル・都南歴史民俗資料館)④市民協働(盛岡市地域づくり協働推進計画・地域づくり事業・地域担当職員制度等)についてです。
今から緊張しています。まずは人事を尽くし、その後はうまくいく事を祈るのみです。どうか応援よろしくお願いいたします。

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2021年06月03日

4月臨時会(第7弾の経済対策)

桜も散り始め、柔らかい日差しに新緑が映えるこの頃、4月23日に4月臨時会が開催され、第7弾の経済対策などが示されました。また、臨時会前の全員協議会で新型コロナワクチン接種についての説明がありました。
盛岡市では接種券(クーポン券)等を高齢者(65歳以上)に3月下旬に発送しましたが、予約や会場については未定であり、市のコールセンターにはこの1か月で約1万5千件(4/21時点)の問い合わせがありました。予約の受付は早くて5月以降なので、改めて対象者には「はがき」で個別に通知をすることになります。なお、市内の医療従事者等でも多く(約7割)がまた接種できず、5月下旬には終わらせたいそうです。
とにかく高齢者への周知不足で混乱が生じているので、議会としても一層の周知徹底を要望しました。
第7弾の経済対策については、「高齢者施設や児童福祉施設等の職員に係る定期的なPCR検査」「低所得の子育て世帯への給付金」「県民に対する宿泊料の割引分の補助」「地域電子マネーMORIOペイの利用促進ポイント還元」など、11億円の補正予算となります。
まだまだ足りないことばかりと思います。是非とも、どんなお困りごとでもご相談して下さい。
母校である飯岡中の校訓「百折不撓」のように、新型コロナに負けないで頑張ります。

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2021年04月24日

後援会総会

新型コロナ感染症対策のため、3月25日(木)午後6時半より後援会役員35名だけで浅沼かつと後援会総会を開催しました。今年度は2年に一度の役員改選があり、長年にわたり後援会活動にご尽力頂いていた藤原稔会長がご勇退され、顧問という立場でご指導頂くことになりました。そして、新会長には熊谷健一本部長が承認されました。その後、力強いメッセージがあり、今後に向けて士気が高まりました。
最後に私からお礼の挨拶とともに令和3年度の盛岡市について3点だけお話しました。というのは「コロナ対策」「インフラ整備」「デジタル化」に関して新たな動きが出てきていることから、これらを中心に話題提供をしました。
盛岡市もコロナ禍で大きなダメージは受けていますが、再起に向けた新たな取り組み、新しいビジネスモデルが注目を浴びています。経営の神様といわれた松下幸之助は低迷期において「かつてない難局は、かつてない発展の基礎になる。」と年頭の挨拶をしており、その後メーカーとして大きな飛躍をしました。
皆さんのチャレンジが実を結ぶようなオープンイノベーションのまち、盛岡を目指していきたいと思います。

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2021年03月30日

3月定例会

2月22日から3月25日まで3月定例会です。メインは令和3年度一般会計予算で、史上最高額1,188億円の中身が審議されます。
今回の予算増額の理由は、新型コロナ対策もありますが、盛岡南公園野球場や盛岡バスセンター等の整備事業も大きく、さらに社会保障関係も毎年増額しているためです。一方、市税収入は大幅に減収することから、国からの地方交付税や臨時財政対策債等で補い、今まで貯めてきた財政調整基金も取り崩すことになります。
大きなテーマは「地域経済の活性化」と「新型コロナ対策」の両立(バランス)です。
また、コロナ禍を機にデジタル化は加速していくことになりそうです。特に教育現場では一人一台の情報端末機器(タブレットなど)が配置され、授業の中で積極的に活用されるようになります。
2月1日に飯岡小学校へICT活用特別委員会として視察に行きましたが、児童がタブレットを使いこなしている姿に驚きました。我々も試しにやってみましたが、なかなか難しかったです。ただ、将来は間違いなく世界が舞台になる子ども達にはとても重要な内容だと感じました。
一方、ご年配の方々にはデジタルとアナログの両方の選択肢があることが、多様性のある豊かな社会としてのあるべき姿といえることから、「温故知新」でアナログの良さも認めつつ、バランスのとれた持続可能な発展を目指し、盛岡の新しいまちづくりを進めていかなければと感じます。

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2021年02月28日

牛のように一歩ずつ

今年の「盛岡市成人のつどい」はオンラインでの初開催でした。盛岡市にゆかりのある著名人からのメッセージ映像なども期間限定で公開されました。
テーマは「糸」で、人と人との繋がりや結びつきを大切にし、自らが一本一本の「糸」となって、未来を紡いでいける人間でありたいという願いを込めたそうです。実行委員会は今まで以上にご苦労されたと思いますが、多くの新成人の胸に響く素晴らしい内容でした。20歳の皆さんに拍手。
この「糸」に「丑」を合わせると「紐」となります。紐は、別々だったものを結んだり、バラバラだったものを束ねたりする時に使われます。コロナ禍で3密を避けなければいけませんが、私たちの心や魂は自由です。心一つにこの難局を越えていく一年でありたいと思います。
盛岡市では「スポーツの力が盛岡の未来を創る」としてスポーツ活動を応援しています。丑年に設立10年目となる「岩手の赤べこ」いわてビッグブルズ(バスケットボールチーム)のB3リーグ優勝が大いに期待されています。
1月16日の開幕戦は盛岡市が協賛で、市長の挨拶もあり、市議会としても初戦を白星で飾るよう多くの議員が応援に駆けつけました。コロナ禍で大変な中、選手やスタッフたちの頑張りに、勇気や感動を与えてもらった一戦でした。
みんなの心一つに、牛のように一歩ずつ前に進むように頑張らねば。

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2021年01月21日

R2最後の定例会

令和2年も残すところ約3週間。大震災でも時代の大転換を感じましたが、今年のコロナ禍はそれ以上だと感じます。この最も大変な時代こそ、政治力が試されると言えます。12月定例会においては、様々な諸問題について質問をさせて頂きます。
1.コロナ禍での避難所運営について(トイレ・キッチン・ベッドを2日以内に設置する「TKB48体制」など)
2.低迷しつつある図書館利用促進について(コロナ禍で増加の「電子書籍導入」や「雑誌スポンサー制度」など)
3.コロナ禍だからこその教育の在り方について(「学校行事」での創意工夫や「教育振興運動」での地域連携など)
4.担い手不足の解消に向けた農業振興について(コロナ禍の田園回帰に乗じた「お試し移住体験」や「就農定住支援」など)
以上の4項目について12月14日午前10時から質問します。議会場内での傍聴はできる限り遠慮頂いており、ネット配信でご覧頂ければ有難いです。
なお、今回の補正予算は約2億2,000万円となり、ほとんどはコロナ対策関連ですが、仁王小学校での倒木を受け緊急点検し危険と判断される小中学校の樹木約40本が伐採(約1,100万円)されるほか、7月末の大雨災害の時に湯沢川の護岸が崩れたことから復旧工事(約550万円)が行われるために補正予算が組まれました。
ところで、11月26日にIT系のベンチャー企業「ライツ」と盛岡市と立地協定書調印式を行いました。全国にいる社員85名を率いる乙部社長は盛岡出身で、「地域で人が減るからダメになるではなく、地域で人があきらめてしまうからダメになる。」とのこと。地域の拠点となり、灯となるという乙部社長の起業家精神は、今の私たちに必要な心構えではと思いました。

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2020年12月07日

10月臨時会

コロナ禍での第5弾となる経済対策として、10月補正予算の審議が23日にありました。今回の総額は約2億9千万円となりますが、第1弾からの合計は約340億円で、当初予算の約1,100億円に対して3割という大きな金額が動いています。
なお、今回は「米生産農家への支援(1俵あたり200円)」「市内宿泊施設利用者の宿泊料の割引補助(1泊1人あたり4千円/R2.11月~R3.3月)」「プロスポーツ試合を生かした地域経済支援事業(岩手ビックブルズ及びいわてグルージャ盛岡のホームゲーム観戦者に盛岡市の特産品を贈呈/R2.11月~R3.1月)」など多くの事業が提示されてます。R2.10.21第5弾の緊急経済対策
また、インフルエンザ流行に備え、「発熱患者等の相談・外来診療・検査」の流れが少し変わり、地域で身近なかかりつけ医などでも、それらの対応ができるよう体制を整えることになりました。窓口が広がることで安全安心につながると思われます。
ところで、先日24~25日は「盛岡市農業まつり」でした。雨が時々強く降りましたが、それでも沢山のお客さんでとても賑わっていました。今回は個性的なお店(マルシェ)が多く、見て回るだけでも楽しめる上に、どれも美味しいので大満足でした。
また、新企画(?)のウッドパズルゲームでは、親子で盛岡城跡公園の紅葉が美しい散策路を樹木の名前を調べながら歩き、3か所全てをクリアした時は感動でした。
様々なイベントが中止になっているなか、コロナ対策として会場全員の検温や消毒などを徹底し、多くの汗をかき、ずぶ濡れになりながら、多くの市民に笑顔を届けたスタッフの皆さんに感謝の気持ちで一杯です。

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2020年10月27日

秋の収穫

金色の稲穂が一面に広がる季節。あちらこちらとコンバインが一気に収穫。涼風に乗って稲刈りの香りが一瞬鼻をかすめます。
議会では一年を総括する決算審議の時期。昨年の令和元年度はコロナ禍の影響は小さく、多くの事業が実施され、実りの多い年だったと言えます。
平成から令和に変わり、全国統一地方選挙があり、消費税の引き上げと保育料無償化がなされ、小中学校の教室にエアコンが取り付けられる等、大きな動きがあったせいか歳入歳出は過去一番の金額となりました。おそらく今年の令和2年度は、コロナ禍の影響を受け、経済対策や医療対策で更に大きい金額が動くのではと思われます。
さて、決算で話題になるのが、財政指標の一つ「経常収支比率」についてです。家計での「エンゲル係数」とよく似ていて、この数値が高いと臨時的に使える財源が少なく、弾力性を失うことになりますが、盛岡は96%で仙台98%に次いで東北で2番目に高いです。平均は約91%です。
高い理由ですが、扶助費といわれる教育福祉関係の事業が多いからと言われてます。盛岡市が最も力を入れている分野のため、なかなか減らせない状況ですが、事業縮小やコスト削減の一層の努力が必要となっています。
なお、今回の議場での私からの質問は「台湾花蓮市との友好都市提携1周年記念」「都南つどいの森の木製遊具設置」「教師用タブレット端末による効果や可能性」についてでした。前向きな回答が多く、大きな収穫だったと思っています。
コロナ禍に負けずに盛岡市が更なる大きな実りをあげていくように、日々の一粒の種を大切にして精進していきます。

追伸、「新しい生活様式」に基づく盛岡市地域活動事例集 は個人の活動においても大変参考になりますよ。市のホームページに載っています。
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2020年09月21日

猛暑の季節

全国では40度を超えるほどの猛暑となっています。盛岡の33.8度でも、どんどん汗が噴き出てきます。熱中症対策として、とにかく水分補給が大切ですので、こまめに水を飲むようにしてます。
さて、先週の8月6日に臨時議会があり、コロナ禍に対する補正予算約11億円が議決されました。内容は、事業継続の融資の増で5億6千万円、子ども等の施設におけるマスクや消毒液などの購入配布で1億2千万円、冬季期間の宿泊料の割引助成で1億2千万円。
他に、感染症感染防止装置(アイソレーター装置)付き救急自動車の整備、令和3年度に向けた観光客誘致宣伝、地方(盛岡市)への企業進出の動向調査などがありますが、やはり、感染症対策と経済対策の両立が大きなテーマとなっています。
岩手県で感染者が確認されてから、お盆を前に一層自粛ムードとなっています。しかし、3密回避や飛沫感染防止を行いつつ、今を楽しむやり方はあるはずです。
都南つどいの森では10日に「STOPコロナウイルス令和2年山の日イベント」があり、森林のエネルギーを思いっきり体感できる場となりました。
また、盛岡の美味いもんアンバサダー認定店などを巡るスタンプラリーが6日から始まり、紹介の冊子がコンビニ等で無料配布されています。盛岡産の美味しい農畜産物と、盛岡の素晴らしい飲食店で、心も体もスペシャルパワーで満たされるはずです。
大変な時だからこそ、自然の恵みに感謝して、先祖に感謝して、いい汗をかきながら、力強く前に進みたいものです。

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2020年08月11日

梅雨の季節

梅雨の季節となり、全国で大雨の被害が出ています。盛岡でも警戒が必要です。
6月議会では避難所でのコロナ対策としてパーテーションや消毒液などが予算計上され、また、消防設備として救助用ゴムボートが3艘整備されることなりました。今後は訓練など、いざという時の日頃の備えが重要になります。
さて、前回の議会ですが、コロナ禍中での定例会という事で、会派ごとに人数を調整し、盛友会では私一人が質問することになりました。
質問項目は多めの7つ、1農業振興、2グリーンインフラ、3建設産業、4交通政策、5照明設備LED化、6消防団、7幼児教育・学校教育について質問しました。市長をはじめ担当部からは丁寧な回答を頂いたことに感謝します。再質問をする中で、さらに課題が見えてきたので、今後も継続して取り上げたいと思います。
半年ぶりに質問の機会を与えられ、17名の会派で一人というプレッシャーのなか、良い勉強をさせて頂きました。終わってみれば、ああすればよかった、こうすればよかったと反省です。剣道では「打って反省、打たれて感謝。」と言われますが、その通りだと感じました。
雨の降る日が多くなり、気持ちも晴れませんが、近くの道端にはアジサイが美しく咲いていて、この季節もまんざらでもないなと感じます。心に太陽を描いて、今やるべきことを、できることから一歩づつ進めたいと思います。
PS:河川や水路など新たに危険箇所が見つかったときはいつでもご連絡お願いします。

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2020年07月16日