活動報告

追加の経済対策

10月26日(火)に臨時議会が開催され、追加の経済対策として「もりおか飲食応援支援金の支給」「プレミアム付き応援チケット(モリオ・エール)事業の追加」「盛岡の宿応援割事業の追加」の約4億8000万円が議決されました。
コロナ禍で疲弊する市内経済の回復に向け、迅速かつ適切な支援策として、盛岡市の独自の財源で実施するもので、議会では高く評価されました。
また、盛岡市として「飲食店応援宣言」をすることで、外食しやすい環境が醸成され、まちが元気になることが期待されるもので、これも高く評価されました。
各自が感染予防対策をしっかりと実施しながら、皆で飲食店等を利用することが望まれています。
先日、盛岡市の宿泊施設「ユートランド姫神」に家族で宿泊しました。ちなみに春は「つどいの森こもれびの宿」にお世話になりました。
夕飯の食事も美味しく、早朝のお風呂も気持ちよく、みんな大満足でした。姫神山や岩手山が綺麗に見えて、良い場所だなと感じました。
せっかくなので姫神山の登山に挑戦。一本杉から岩場の急な坂を登っていくと、途中で雄大な岩手山を眺めることができ、その大自然の美しさに励まされながら皆でなんとか登頂できました。
コロナ禍で大変ですが、通常であれば家族で泊まったり登山したりしないだろうと考えると、そのようなきっかけを作ってくれたことに感謝の思いが湧いてきました。
人間万事塞翁が馬。明日からまた頑張ろうと思います。筋肉痛できついけど。

DSC_2353

DSC_2362

DSC_2376

DSC_2426

DSC_2427

2021年10月26日

9月定例会(決算)

9月1日から27日までの間、9月定例会で令和2年度の決算が審議されています。
歳入歳出の総額が約1,500億円となり、例年約1,100億円なので約3割増ですが、その大きな理由は新型コロナ対策関連により、補正予算が10回も追加された結果です。令和2年度だけで148事業の約352億円が新型コロナ対策関連であり、極めて特殊な一年でしたが、これが令和3年度も続いているから大変です。
盛岡市は単年度収支は何とかプラスでしたが、青森、秋田、仙台はマイナスであり、令和3年度はさらに税収が減って財政が悪化すると考えられます。とにかく選択と集中で効果的な経済政策に絞って取り組んでいかなければ、破綻寸前の京都市のようになるかもしれないという危機感をもつべきでしょう。
今ある産業を強化するためにICT化を進めるのも一つ、異業種間連携による新事業創出で地域活性化するのも一つ、広域8市町の得意分野を持ち寄り連携協力で共同事業するのも一つです。この9月で私も総務常任委員会の委員長となったので、委員会としても、財政的なことを踏まえつつ、政策提言していきたいと思っています。
なお、議案質疑では「市民ニーズに応えるPCR検査の在り方」「市道津志田下飯岡線とJR線路との交差部の計画」「りんごの凍霜害や黒星病の対策支援」について質問しました。
「為せば成る」(上杉鷹山)

DSC_1636

DSC_1638

DSC_1847

DSC_1851

DSC_1858

DSC_1864

2021年09月24日

高校生の活躍

7月27日に2年ぶりの高校生議会が開催され、盛岡市立高校の有志16人が4つの委員会に分かれ、それぞれ政策提言をして頂きました。
コロナ禍のため、高校生の人数も例年の半分以下、議員も14人だけが議場等に臨席し、残りの議員は会派室にてタブレットで中継を見るのみでした。
「住み続けたくなるまち盛岡市を目指して」をテーマに「食品ロスの解決策」「高齢者と若者への支援策」「ヘルスツーリズム推進策」「再生可能エネルギー推進策」の4つを委員会ごとに、高校生自身が議員と意見交換しながら提言をまとめました。
その様子をタブレットで見ていて、マイク性能が悪くて声が聞こえにくかったのは残念でしたが、自分の意見をしっかりと述べている姿には感銘を受けました。全てを終えて帰途につく高校生たちの表情は誇らしく達成感に満ち溢れているように感じました。
少し前になりますが、7月11日に飯岡農業構造改善センターにて、盛岡一高の生徒たちによる「学用品リサイクルin飯岡」が開催され、その駐車場では市内高校の有志と認知症の方々による「注文をまちがえるカフェ」がオープンし、そばではコロナ差別や誹謗中傷をなくすための「シトラスリボン運動」もやっていました。
ここで出会った高校生たちも、自分の言動が何か社会を良くしていく一歩になればと、真心こめて取り組んでおり、胸が打たれました。
高校生の可能性は無限大であり、それを更に伸ばせるかは我々にかかっており責任重大だと感じました。

DSC_0678

DSC_0681

DSC_0683

DSC_0413

DSC_0417

DSC_0424

DSC_0432

2021年08月03日

PDCAサイクル

まずは、6月定例会で「一般質問」を無事終えることができ、皆様方に感謝いたします。
特にも、いつも会派の先輩から色々とご指摘を受けますが、有難いと感じております。今後とも優しくご指導お願いいたします。
また、答弁される当局の皆さんの思いもきっと色々あるはずで、議会終了後に市当局と意見交換等があればいいのですが、懇親会が一切なくなったので、何らかの場を考えねばと改めて思いました。
一般質問の一連では、多くの人々の時間と労力がかかっており、当局に何を聞きたいかより何を話してほしいかを考えながら、市民生活が一歩でも改善することを目的に、問題提起や政策提言をすることで、実際に何が変わるのかを検証する必要があります。
今回は概ね前向きな回答でしたが、特にも「ガバメントクラウドファンデング」の早期実現には期待したいです。
また、約2年間の特別委員会の調査研究の報告書が議会に提出されましたが、ここでも同様に、実際に何が変わるのかを検証する必要があります。
以下に「ICT活用特別委員会」の報告書を添付しますが、他都市は非常に進んでいます。様々な事例を挙げましたので参考になるはずです。この報告書は行政への応援メッセージとも言えますが、どのように受け止めるかは注視していかなければと思います。
このように議会の後は、成果をチェックし、改善を図り、新たなプランをたて、さらに取り組みを進めていくことが大事と考えます。
「打って反省、打たれて感謝。」(剣道)

ict活用特別委員会(報告書)

_MG_9519 (002)s

DSC_0397

DSC_0399

2021年07月10日

6月定例会

全国でワクチン接種が行われていますが、盛岡市でも高齢者の方から順番にワクチン接種が始まりました。65歳以上の方が2回目終わるのが、8月中旬の予定でしたが、ワクチンの供給状況が変わり1か月ほど早まりそうです。
新型コロナ感染症対策で多くの市民にご苦労をおかけしております。もうひと踏ん張りご協力をお願いいたします。
5月中旬には市内の小学校や中学校で運動会がありました。学校も家庭も共に協力しあって何とか実施できて本当に良かったです。楽観視できない状況ですが、様々な行事が実施できる事を祈るのみです。
さて、6月定例会が6月7日(月)より開催されますが、17日(木)午前10時に一般質問をします。①教育行政(STEAM教育・キャリア教育・学力向上)②地方創生(ガバメントクラウドファンディング)③公共施設利活用(都南つどいの森・都南サイクリングターミナル・都南歴史民俗資料館)④市民協働(盛岡市地域づくり協働推進計画・地域づくり事業・地域担当職員制度等)についてです。
今から緊張しています。まずは人事を尽くし、その後はうまくいく事を祈るのみです。どうか応援よろしくお願いいたします。

DSC_7340

2021年06月03日

4月臨時会(第7弾の経済対策)

桜も散り始め、柔らかい日差しに新緑が映えるこの頃、4月23日に4月臨時会が開催され、第7弾の経済対策などが示されました。また、臨時会前の全員協議会で新型コロナワクチン接種についての説明がありました。
盛岡市では接種券(クーポン券)等を高齢者(65歳以上)に3月下旬に発送しましたが、予約や会場については未定であり、市のコールセンターにはこの1か月で約1万5千件(4/21時点)の問い合わせがありました。予約の受付は早くて5月以降なので、改めて対象者には「はがき」で個別に通知をすることになります。なお、市内の医療従事者等でも多く(約7割)がまた接種できず、5月下旬には終わらせたいそうです。
とにかく高齢者への周知不足で混乱が生じているので、議会としても一層の周知徹底を要望しました。
第7弾の経済対策については、「高齢者施設や児童福祉施設等の職員に係る定期的なPCR検査」「低所得の子育て世帯への給付金」「県民に対する宿泊料の割引分の補助」「地域電子マネーMORIOペイの利用促進ポイント還元」など、11億円の補正予算となります。
まだまだ足りないことばかりと思います。是非とも、どんなお困りごとでもご相談して下さい。
母校である飯岡中の校訓「百折不撓」のように、新型コロナに負けないで頑張ります。

DSC_6923

DSC_6760

DSC_6730

2021年04月24日

後援会総会

新型コロナ感染症対策のため、3月25日(木)午後6時半より後援会役員35名だけで浅沼かつと後援会総会を開催しました。今年度は2年に一度の役員改選があり、長年にわたり後援会活動にご尽力頂いていた藤原稔会長がご勇退され、顧問という立場でご指導頂くことになりました。そして、新会長には熊谷健一本部長が承認されました。その後、力強いメッセージがあり、今後に向けて士気が高まりました。
最後に私からお礼の挨拶とともに令和3年度の盛岡市について3点だけお話しました。というのは「コロナ対策」「インフラ整備」「デジタル化」に関して新たな動きが出てきていることから、これらを中心に話題提供をしました。
盛岡市もコロナ禍で大きなダメージは受けていますが、再起に向けた新たな取り組み、新しいビジネスモデルが注目を浴びています。経営の神様といわれた松下幸之助は低迷期において「かつてない難局は、かつてない発展の基礎になる。」と年頭の挨拶をしており、その後メーカーとして大きな飛躍をしました。
皆さんのチャレンジが実を結ぶようなオープンイノベーションのまち、盛岡を目指していきたいと思います。

DSCF8873s

DSCF8881s

DSCF8891s

2021年03月30日

3月定例会

2月22日から3月25日まで3月定例会です。メインは令和3年度一般会計予算で、史上最高額1,188億円の中身が審議されます。
今回の予算増額の理由は、新型コロナ対策もありますが、盛岡南公園野球場や盛岡バスセンター等の整備事業も大きく、さらに社会保障関係も毎年増額しているためです。一方、市税収入は大幅に減収することから、国からの地方交付税や臨時財政対策債等で補い、今まで貯めてきた財政調整基金も取り崩すことになります。
大きなテーマは「地域経済の活性化」と「新型コロナ対策」の両立(バランス)です。
また、コロナ禍を機にデジタル化は加速していくことになりそうです。特に教育現場では一人一台の情報端末機器(タブレットなど)が配置され、授業の中で積極的に活用されるようになります。
2月1日に飯岡小学校へICT活用特別委員会として視察に行きましたが、児童がタブレットを使いこなしている姿に驚きました。我々も試しにやってみましたが、なかなか難しかったです。ただ、将来は間違いなく世界が舞台になる子ども達にはとても重要な内容だと感じました。
一方、ご年配の方々にはデジタルとアナログの両方の選択肢があることが、多様性のある豊かな社会としてのあるべき姿といえることから、「温故知新」でアナログの良さも認めつつ、バランスのとれた持続可能な発展を目指し、盛岡の新しいまちづくりを進めていかなければと感じます。

飯岡小学校25s

飯岡小学校23s

飯岡小学校20s

2021年02月28日

牛のように一歩ずつ

今年の「盛岡市成人のつどい」はオンラインでの初開催でした。盛岡市にゆかりのある著名人からのメッセージ映像なども期間限定で公開されました。
テーマは「糸」で、人と人との繋がりや結びつきを大切にし、自らが一本一本の「糸」となって、未来を紡いでいける人間でありたいという願いを込めたそうです。実行委員会は今まで以上にご苦労されたと思いますが、多くの新成人の胸に響く素晴らしい内容でした。20歳の皆さんに拍手。
この「糸」に「丑」を合わせると「紐」となります。紐は、別々だったものを結んだり、バラバラだったものを束ねたりする時に使われます。コロナ禍で3密を避けなければいけませんが、私たちの心や魂は自由です。心一つにこの難局を越えていく一年でありたいと思います。
盛岡市では「スポーツの力が盛岡の未来を創る」としてスポーツ活動を応援しています。丑年に設立10年目となる「岩手の赤べこ」いわてビッグブルズ(バスケットボールチーム)のB3リーグ優勝が大いに期待されています。
1月16日の開幕戦は盛岡市が協賛で、市長の挨拶もあり、市議会としても初戦を白星で飾るよう多くの議員が応援に駆けつけました。コロナ禍で大変な中、選手やスタッフたちの頑張りに、勇気や感動を与えてもらった一戦でした。
みんなの心一つに、牛のように一歩ずつ前に進むように頑張らねば。

DSC_6329

DSC_6335

DSC_6326

DSC_6359

2021年01月21日

R2最後の定例会

令和2年も残すところ約3週間。大震災でも時代の大転換を感じましたが、今年のコロナ禍はそれ以上だと感じます。この最も大変な時代こそ、政治力が試されると言えます。12月定例会においては、様々な諸問題について質問をさせて頂きます。
1.コロナ禍での避難所運営について(トイレ・キッチン・ベッドを2日以内に設置する「TKB48体制」など)
2.低迷しつつある図書館利用促進について(コロナ禍で増加の「電子書籍導入」や「雑誌スポンサー制度」など)
3.コロナ禍だからこその教育の在り方について(「学校行事」での創意工夫や「教育振興運動」での地域連携など)
4.担い手不足の解消に向けた農業振興について(コロナ禍の田園回帰に乗じた「お試し移住体験」や「就農定住支援」など)
以上の4項目について12月14日午前10時から質問します。議会場内での傍聴はできる限り遠慮頂いており、ネット配信でご覧頂ければ有難いです。
なお、今回の補正予算は約2億2,000万円となり、ほとんどはコロナ対策関連ですが、仁王小学校での倒木を受け緊急点検し危険と判断される小中学校の樹木約40本が伐採(約1,100万円)されるほか、7月末の大雨災害の時に湯沢川の護岸が崩れたことから復旧工事(約550万円)が行われるために補正予算が組まれました。
ところで、11月26日にIT系のベンチャー企業「ライツ」と盛岡市と立地協定書調印式を行いました。全国にいる社員85名を率いる乙部社長は盛岡出身で、「地域で人が減るからダメになるではなく、地域で人があきらめてしまうからダメになる。」とのこと。地域の拠点となり、灯となるという乙部社長の起業家精神は、今の私たちに必要な心構えではと思いました。

DSC_5923

DSC_5922

2020年12月07日