活動報告

つなぎでつなぐ「盛岡さんさ踊り」

5月10日(火)の夕方からつなぎ温泉観光協会と市議会の盛友会との意見交換会を実施しました。
非常に厳しいとは想像していましたが、言葉に窮するほどで、切実な現状がよくわかりました。
そのような中、盛岡さんさ踊りの常設公演は一筋の光であり、この取組を基軸にもっと観光客を市内外から呼び込めないものか、さんさ踊りに関わる団体の継承や発展に向けて何かできないか、観光業は総合企業体によって成り立っていることから中高生のキャリア教育に取り込めないかなど様々なご意見を頂きました。
その後、久しぶりにさんさ踊りをまじかで見ましたが、色んなことが思い出され、ジーンときました。
クライマックスの伝統さんさ踊りでは、激しくも勇壮な踊りであり、地域によって異なる個性の豊かさに魅了されました。
さんさ踊りは体感してこそわかる何とも言えない感動があります。改めて市民の皆さんにも体感してほしいと感じました。
そして、これらの取り組みを一層後押しすることが盛岡の活性化に直結すると確信しました。つなぎでつなぐを愛(合)言葉に皆で盛り上げていきましょう。

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2022年05月20日

新年度スタート

いよいよ令和4年度がスタートしました。
とにかくコロナ禍からの復興が大きなテーマであり、中止となっていたイベントの再開に向けて、準備が進められています。
盛岡さくらまつり、チャグチャグ馬っこ、さんさ踊り、盛岡山車のほかに、都南合併30周年記念行事の民俗芸能なども楽しみです。
さて、3月24日に令和3年度浅沼かつと後援会総会が開催されました。コロナ禍のため幹部役員のみ短時間での総会でした。令和4年度の活動計画は例年通りですが、コロナ禍に負けないで新たな挑戦ができればと考えています。
3歩進んで2歩下がるとしても、365歩のマーチのように、前に向かって進むことですね。

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2022年04月01日

3月定例会(予算審議)

2月21日から3月25日までの33日間という、一年の中で最も長い3月定例会が始まりました。ここでは令和4年度の予算審議がメインとなります。
一般会計の総額は過去最大の約1,276億円(約87億円増加)です。主に新型コロナ対策や経済対策に係る事業、普通建設費に係る大型事業などの増加によるもので、歳入歳出の差引で3年連続で赤字となり、市債残高は市民一人当たり約49万円(約18,000円増加)です。今後も厳しい財政状況が続くと予想されます。
そのような中で、盛岡南公園周辺への新たな産業等用地の整備により、物流関係の企業誘致が進むと思われます。中心市街地の再整備の計画も進められています。都市基盤の一つであるICT化も産学官連携で急速に進みつつあります。なんとかコロナ禍であっても回せる経済を回していきたい。
「たゆたえども沈まず」生きていくための生命をつなぐ大切な予算として審議させて頂きます。

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2022年02月27日

2年ぶりの行政視察

1月19日に2年ぶりの総務常任委員会の視察がありました。日帰りの県内視察で遠野市と陸前高田市にお世話になりました。なお、テーマは「移住定住」「空家バンク」「デジタル格差対策」「ガバメント・クラウドファンディング」についてです。
遠野市では平成18年から移住定住施策を推進しており、令和3年から新しく策定した定住促進行動計画を実施していますが、その特徴は高校生も巻き込んだ若者による企画アイデアと情報発信で、まさに市民による市民のための移住定住の推進であると感じました。
お昼は令和3年4月リニューアルした道の駅「風の丘」で名物のジンギスカン定食を頂き遠野を満喫しました。
次の陸前高田市では震災復興の取り組みから移住定住施策が展開しており、委託をうけた民間団体の構成人員も多種多様でありながら街の復興という共通目的で強い連携が図られているのが特徴でした。民間主導であっても行政もしっかり伴走しており、相乗効果で良い化学反応を起こしながら事業を推進していました。
新庁舎の議場の見学の後、東日本大震災津波伝承館に立ち寄りましたが、またいつか来たいと思いました。
それぞれに街や人の魅力が溢れ、光耀いて見えました。帰りのバスから虹色の雲(彩雲)が見えて感謝と感動で一杯でした。
やはり、ナンバーワンではなくオンリーワンが重要で、盛岡市では「盛岡という星で」ベースステーションが令和3年に新設され、地域おこし協力隊も加わり若者の交流の場となっています。ここから盛岡らしい移住定住の形ができるのではと期待しております。

①遠野市_委員長挨拶s

⑥陸前高田市_記念撮影s

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2022年01月31日

令和4年はトラいする年に

令和4年の寅年が始まりました。昨年はコロナ禍ということで牛歩のようになかなか前に進まないことも多くありました。しかし、今年は過去にトラわれず、未来に向かってトラいする一年にしたいと考えております。
まずはコロナ禍でダメージを受けた市内経済の復旧復興について、次に希薄化や弱体化が進む地域活動の活性化について、最後に時代を担う子ども達の自然体験や交流体験などのリアルな活動の支援について、何かできることはないかチャレンジしていきたいと考えています。
昨日、1月1日に岩手ビッグブルズの試合観戦に行きました。非常に厳しい戦いで惨敗でした。まるでコロナ禍の地方都市の現状と同じで、マイナスからの出発でした。こんな時に何をすべきか。私の経験からは、徹底的に基礎的力をチェックし、弱点克服で、まずはバランスを整えること。更には、悔しさをバネに高いモチベーション。これが今の盛岡市に必要ではないでしょうか。
そして、最後はチーム力です。今後とも市民の皆様のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
なお、今年も岩手ビッグブルズの勝利を信じ応援に行きます。

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2022年01月02日

12月定例会に向けて

12月3日より12月定例会が開催されますが、13日午後3時頃から一般質問で登壇する予定です。
質問内容は1土砂埋立て等の規制に関する条例(残土条例)、2原材料高騰やウッドショック等の対策、3みどりの食料システム戦略、4鳥獣被害対策、5ヘルステック産業振興、6ボランティア活動による地域活性化についての6項目となります。
今回のメインである1項目については、都南つどいの森周辺のリンゴ畑の斜面上部に最近になって大量の土砂が運び込まれ大きな盛土となっており、静岡県熱海市のような土砂災害の心配があることからしっかりとした安全対策を促すため、条例による規制を求めるものです。他の項目においても色々な声をもとに質問を考えました。一歩でも前進すればと思います。
さて、先日いわぎんスタジアムでいわてグルージャ盛岡と富山のサッカーの試合があり観戦に行きました。メインスタンド席は早々に一杯となり芝生席に座りましたが、2,400人を超えるものすごいサポーターの数でビックリしました。相手も強いチームなのでハラハラしながら見ていましたが、終了時間に近づくにつれてグルージャ盛岡の積極的な攻めが多くなり、ついに1点を取った時は感動でした。J2の昇格にむけ残り1試合も全力で頑張ると思います。がんばれグルージャ!私もがんばるぞ~!!

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2021年11月29日

追加の経済対策

10月26日(火)に臨時議会が開催され、追加の経済対策として「もりおか飲食応援支援金の支給」「プレミアム付き応援チケット(モリオ・エール)事業の追加」「盛岡の宿応援割事業の追加」の約4億8000万円が議決されました。
コロナ禍で疲弊する市内経済の回復に向け、迅速かつ適切な支援策として、盛岡市の独自の財源で実施するもので、議会では高く評価されました。
また、盛岡市として「飲食店応援宣言」をすることで、外食しやすい環境が醸成され、まちが元気になることが期待されるもので、これも高く評価されました。
各自が感染予防対策をしっかりと実施しながら、皆で飲食店等を利用することが望まれています。
先日、盛岡市の宿泊施設「ユートランド姫神」に家族で宿泊しました。ちなみに春は「つどいの森こもれびの宿」にお世話になりました。
夕飯の食事も美味しく、早朝のお風呂も気持ちよく、みんな大満足でした。姫神山や岩手山が綺麗に見えて、良い場所だなと感じました。
せっかくなので姫神山の登山に挑戦。一本杉から岩場の急な坂を登っていくと、途中で雄大な岩手山を眺めることができ、その大自然の美しさに励まされながら皆でなんとか登頂できました。
コロナ禍で大変ですが、通常であれば家族で泊まったり登山したりしないだろうと考えると、そのようなきっかけを作ってくれたことに感謝の思いが湧いてきました。
人間万事塞翁が馬。明日からまた頑張ろうと思います。筋肉痛できついけど。

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2021年10月26日

9月定例会(決算)

9月1日から27日までの間、9月定例会で令和2年度の決算が審議されています。
歳入歳出の総額が約1,500億円となり、例年約1,100億円なので約3割増ですが、その大きな理由は新型コロナ対策関連により、補正予算が10回も追加された結果です。令和2年度だけで148事業の約352億円が新型コロナ対策関連であり、極めて特殊な一年でしたが、これが令和3年度も続いているから大変です。
盛岡市は単年度収支は何とかプラスでしたが、青森、秋田、仙台はマイナスであり、令和3年度はさらに税収が減って財政が悪化すると考えられます。とにかく選択と集中で効果的な経済政策に絞って取り組んでいかなければ、破綻寸前の京都市のようになるかもしれないという危機感をもつべきでしょう。
今ある産業を強化するためにICT化を進めるのも一つ、異業種間連携による新事業創出で地域活性化するのも一つ、広域8市町の得意分野を持ち寄り連携協力で共同事業するのも一つです。この9月で私も総務常任委員会の委員長となったので、委員会としても、財政的なことを踏まえつつ、政策提言していきたいと思っています。
なお、議案質疑では「市民ニーズに応えるPCR検査の在り方」「市道津志田下飯岡線とJR線路との交差部の計画」「りんごの凍霜害や黒星病の対策支援」について質問しました。
「為せば成る」(上杉鷹山)

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2021年09月24日

高校生の活躍

7月27日に2年ぶりの高校生議会が開催され、盛岡市立高校の有志16人が4つの委員会に分かれ、それぞれ政策提言をして頂きました。
コロナ禍のため、高校生の人数も例年の半分以下、議員も14人だけが議場等に臨席し、残りの議員は会派室にてタブレットで中継を見るのみでした。
「住み続けたくなるまち盛岡市を目指して」をテーマに「食品ロスの解決策」「高齢者と若者への支援策」「ヘルスツーリズム推進策」「再生可能エネルギー推進策」の4つを委員会ごとに、高校生自身が議員と意見交換しながら提言をまとめました。
その様子をタブレットで見ていて、マイク性能が悪くて声が聞こえにくかったのは残念でしたが、自分の意見をしっかりと述べている姿には感銘を受けました。全てを終えて帰途につく高校生たちの表情は誇らしく達成感に満ち溢れているように感じました。
少し前になりますが、7月11日に飯岡農業構造改善センターにて、盛岡一高の生徒たちによる「学用品リサイクルin飯岡」が開催され、その駐車場では市内高校の有志と認知症の方々による「注文をまちがえるカフェ」がオープンし、そばではコロナ差別や誹謗中傷をなくすための「シトラスリボン運動」もやっていました。
ここで出会った高校生たちも、自分の言動が何か社会を良くしていく一歩になればと、真心こめて取り組んでおり、胸が打たれました。
高校生の可能性は無限大であり、それを更に伸ばせるかは我々にかかっており責任重大だと感じました。

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2021年08月03日

PDCAサイクル

まずは、6月定例会で「一般質問」を無事終えることができ、皆様方に感謝いたします。
特にも、いつも会派の先輩から色々とご指摘を受けますが、有難いと感じております。今後とも優しくご指導お願いいたします。
また、答弁される当局の皆さんの思いもきっと色々あるはずで、議会終了後に市当局と意見交換等があればいいのですが、懇親会が一切なくなったので、何らかの場を考えねばと改めて思いました。
一般質問の一連では、多くの人々の時間と労力がかかっており、当局に何を聞きたいかより何を話してほしいかを考えながら、市民生活が一歩でも改善することを目的に、問題提起や政策提言をすることで、実際に何が変わるのかを検証する必要があります。
今回は概ね前向きな回答でしたが、特にも「ガバメントクラウドファンデング」の早期実現には期待したいです。
また、約2年間の特別委員会の調査研究の報告書が議会に提出されましたが、ここでも同様に、実際に何が変わるのかを検証する必要があります。
以下に「ICT活用特別委員会」の報告書を添付しますが、他都市は非常に進んでいます。様々な事例を挙げましたので参考になるはずです。この報告書は行政への応援メッセージとも言えますが、どのように受け止めるかは注視していかなければと思います。
このように議会の後は、成果をチェックし、改善を図り、新たなプランをたて、さらに取り組みを進めていくことが大事と考えます。
「打って反省、打たれて感謝。」(剣道)

ict活用特別委員会(報告書)

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2021年07月10日